お料理の先生とはどんなお仕事だと考えていますか?
自分自身が、お料理が好きなので、「教える」というより「伝えたい」といつも考えています。 料理は、毎日つくるもの。だからこそ、その中で「発見」や「感動」を見つけ出していくことで、 日々の生活がもっと楽しく、輝いたものになっていくのではないかと思うんですね。 「楽しい!」「うれしい!」と思ってつくったほうが、料理は絶対おいしくできる、と信じています。 毎日つくることは大変なこと。でも、ほんのちょっとのきっかけで、 料理はとっても楽しいものになるはず。 そのきっかけを見つけるお手伝いができたら、といつも思っています。
生徒さんはどのような方が多いのでしょうか。
会社員や主婦をはじめ、幅広い職業の方がいらしています。
年齢層も、20歳代前半から年配の方までさまざま。男性も在籍されていますよ。
料理を学ぶ人へアドバイスがあれば教えてください。
「基本を大事に」ということでしょうか。 料理に合わせた切り方、誰もがおいしいと感じる味付け、「旬」の素材に対する知識…そうしたことを一つひとつ重ねていくことが大切だと思います。 「今日は忙しいから合理的に」「お客様が来るからおもてなしを」などのアレンジも、 基本を重ねていった先に見えてきます。あと、忘れてはいけないのは「相手に対する思いやりの心」。 自分も含め「食べる人」のことをいつも考えて料理をしていけば、 自然と、「体に良いもの」「おいしいもの」を、となってくるのでは?
料理を通して、心身ともに美しくなっていってほしい、そう願っています。
お仕事以外になにかはまっているものはありますか?
毎年、長期休暇の折には海外に行きます。もう20カ国近くでしょうか? その土地ごとの風土を肌で感じることが、感性を磨いてくれるような気がします。そして、その場所だからこそ生まれ、食べ続けられている料理とのめぐり合いも欠かせません。定評を得ている料理学校に通って、その国の料理のベースやルーツを学ぶこと。一般の家庭で、お母さんの手で作られている料理を楽しむこと。 その国の料理をトータルで見つめ、学び取っていきたいと考えます。…と、休暇中でも結局料理から離れられませんね。
おいしい料理は、コミュニケーションを高め人生を豊かにする力があります。金子先生においしくて簡単なレシピを紹介していただきました。ぜひお試し下さい。